こんにちは

今日も暑かったですね!

2リットルのお茶を持っていったのですが午前中になくなりました。

しかもアブに刺されて痛い痛い。

アブって結構針が太いんですね。

痛いぶん蚊より厄介ですよ。

しかも昼寝しているときに刺して来るんですよ。

痛すぎて飛び起きました笑

でもヒルがいないだけこの現場はマシです。

ヒルは怖いですよね。

去年はヒルの出るところで皮取りをしていたのでヒルよけスプレーは欠かせないアイテムでした。

気がついたら噛まれて血が止まりません。

軽くパニックになりますよ。

ヒルとアブのダブルコンボの去年の現場はもうコリゴリです。

現場はまだ、るり渓のすぐ近くです。

暑ささえ何とかなれば良いんですけどね。

現場の日陰をだんだん奪って行ってるようなものですから。

この前までは機械作業ばかりだったのに今は機械を降りて作業するはめに…

突然ですが皆さんに問題です。

これなんだと思います?

コレ実は杉の皮なんです!

杉の皮って裏側は白く、時間が立つと黄色くなって行くんですよね。

皮は剥くにはまず木を切り倒します。

それから2メートル測り、端をカマで切ります。

真ん中に白い切り込みが入っているのが分かりますか?

白い部分が身になります。

白い部分が見えていることはギリ鎌がしっかり入っている証拠です。

コレが端になります。

この端をうまく切らないと皮が2メートルなかったり、段違いなったりと大変です。

私はよく段違いにします。

しっかり真ん中に入れてるつもりなんですがね…

真ん中の縦方向にギリ鎌を入れて行きます。

手に持っているのがギリ鎌です。

小さいですがとても鋭利ですよ。

ヘラで皮を身から剥いで行きます。

ヘラは自分たちで作ったものになります。

世界で一つしかない素敵なヘラです。

もともと灰色だったヘラは落としても気付くように赤く塗って落としても気付けるようにしました。

身から剥がした皮は意外と重たくて運ぶのがしんどいです。

それに破れやすいので作業には神経を使います。

切り株につまづいてやぶったりします…私はよくそれをやらかして怒られます。

きれいに剥けた皮を見るとやっぱり嬉しいですよね。

木は倒れるときに自重でしなり、筋が入ることがあるのできれいに剥けないときもしばしば…いくらきれいに剥こうとしても出来ないものです。大きい皮だと横幅がこのトラック、ギリギリか超えるかで積むのにも一苦労です。

この皮はお寺の庭などに使われます。

皆さんもお寺などに行かれたらぜひ探して見てください。

その杉皮、小倉銘木店が生産したのかもしれませんね。

 

小倉 弓汰