最近の京北の朝は気温が一桁です。

朝起きるのがちょっとつらい毎日となっています。

みなさんはちゃんと起きれてますか?

最近は園部の湖池屋の近くで間伐の仕事をしております。

朝近くを通るとポテトチップスのおいしそうな香りがしています。

朝からお腹が減ってかないません

朝ごはんちゃんと食べたのに・・・

話がそれましたね

間伐作業とは悪い木を切っていい木を残す作業になります。

このように木の間隔が近すぎると互いに悪影響を及ぼします。

なので切ってあげないといけません。

注意

ここからの作業は大変危険が伴います。作業する場合は装備を整えて万全の状態で挑みましょう

木を切るには受け口を作ります。

これは木が倒れる方向を決めるために作ります。

木の直径の5分の1から3分の1の大きさで作ります。

この時に斜め切りを少し切ってあげてください。

理由としては

水平方向の切りすぎを防ぐためです。

慣れていない人が木を切ると水平方向か斜めの方向のどちらかが切りすぎてしまうと林業大学の先生がおっしゃってました。

水平方向に切りすぎた場合後で説明するツリが残らず大変危険な状態になってしまいます。

この溝を屈曲線というらしいです。

後は追い切りをして倒します。

切った後の切り株がこんな感じ。

このむしれているところがドアの蝶番の役割を果たしてくれ受け口の方向に倒れます。

むしれているところをツリと言います。

少なすぎると蝶番の役割を果たしてくれません。

反対に多すぎると裂けたり倒れなかったりします。

ちなみに普通の木だったらツリは10分の1あればいいです。

切った後の切りくずを見ると長いのがわかりますか?

これはチェンソーが良く切れていることを表します。

切れないチェンソーは粉が多いです。

かつお節みたいな切りくずが出ていればいいのです。

切れないチェンソーは振動病になりやすくなるので目立ては重要です。

この後八木原木市場に出荷させていただきました。

みなさんの家に使われてくれるとすごくうれしいです。

またこの後の作業は書かせていただきます。

びっくりするような機械が山では活躍しているので楽しみにしていてください。

                       小倉 弓汰